2016年6月15日水曜日

異議申し立ての実例 ~ 難聴が後遺障害として認められた事例(後編) : 専門家の役割とは

交通事故により難聴が発症したと考えられるケースですが、後遺障害として認定されませんでした。


後遺障害として認定されなかった理由としては、次の二点がポイントになります。
・ (一般論として)事故によって難聴が起こるのかどうか。
・ (今回の被害者の難聴について)その事故によって難聴が起こったのかどうか。


後遺障害「非該当」の認定を覆すには、これらについて立証する必要があります。

2016年6月10日金曜日

異議申し立ての実例 ~ 難聴が後遺障害として認定された事例 (前編)

後遺障害に認定について不服がある場合は、異議申し立てをすることが可能です。

しかし、単に「ココが痛いから後遺障害として認定してくれ」という主張や、「この部位に障害が乗っているから認定してくれ」という主張ではなかなか認められないのが実情です。

異議申し立てをする際には、「認定に異議を申し立てます。」という内容だけでも良いとされていますが、非該当の理由等を確認し、追加資料等で後遺症があることを立証していくことが重要となります。