2016年1月6日水曜日

後遺障害の認定は異議申し立てが当たり前!?

交通事故による受傷後、後遺症が残った場合、後遺障害の認定が得られると、これに関する慰謝料等が支払われます。

どのような症状、障害が後遺障害に該当するかについては、等級表を見て検討します。

後遺障害に該当すると思われる場合には、主治医に「後遺障害診断書」を書いてもらい、後遺障害の認定を申し立てます。

後遺障害診断書を出して申立てをすれば、後遺障害としてスグに認定してくれる、と思われている方も多いのですが、実際にはそうではありません。


後遺障害の等級認定は非常に難しく、(特にむち打ちに関して)「非該当」になるケースも多く、認定されたとしても、思っていた等級より低い等級で認定されることがあります。

これは、一つには等級認定が書類審査である、という点に大きな要因があります。

後遺障害診断書をはじめとして、画像等で判断するのですが、
 1)適切な画像等が出されているか
 2)実際の症状が後遺障害診断書に的確に書かれているか
 3)認定に必要な検査結果が書かれているか
といったことが重要になります。

一括払いでは、後遺障害診断書以外の画像等については、保険会社が準備することが多いのですが、これにも問題があります。

後遺障害の等級認定で、非該当であったり、思っていた等級より低かったりしても、「自分のつらい症状を分かってくれてない!」と思わずに(書類を御岳だけでは、つらさは分かりませんから...)、後遺障害診断書と、等級の認定書を持って、交通事故や後遺障害の専門家に相談してください。

なお、等級認定について、主治医に文句(?)をいうのは適切ではなく、逆効果にもなりますので、決してそのようなことはしないでください。



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