2015年6月17日水曜日

弁護士なんて、こんなもん...

保険会社との話し合い(示談交渉)が難航していると、被害者への対応が弁護士に移る場合があります。

ところで、日本人は、「弁護士」というと、とりあえず彼らが言うことは正しい、と思われている方が多いように思います。

このようなケースがありました。


保険会社の対応から弁護士による対応に変わって、当該弁護士(弁護士事務所)の対応も、あまりよろしくない。

被害者のお話によれば、こちらから電話しても「担当者が不在で...」と言ったことの繰り返し...

そうこうしているうちに、その弁護士が調停を申し立てたのですが、「この条件に応じてくれるのであれば、過失割合は問わない(つまり、100%の支払いをする)、と書いてきて、その内容は、

それまで保険会社が認めていた「休業損害」をすっぽり抜かしてきた!

というトンデモナイものでした。

気付かずに、そのままその内容で示談していたら、休業損害をもらい損ねるところでした。
「うっかり」なのか、「故意(わざと)」なのかははっきりとは分かりませんが、どちらにせよバカにした話です。

また、過失割合についても、被害者側10%を主張していますが、事故態様から考えて被害者側ゼロ、と思われますし、
万一10%の過失があっても、自賠責保険では全額支払われるケースです。

さらに、保険会社や弁護士側の言う、「交渉の難航」にもいろいろ問題があるのですが...

弁護士、と言っても、あくまでも保険会社側の、保険会社に利益をもたらすことを考えている、そういう立場です。

弁護士の主張は、絶対的な、あるいは公正中立の「正しさ」ではありません。

被害者としては、そういったことを理解しておく必要があります。


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